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2016.5.14

祈りの効果

筑波大学名誉教授、村上和雄氏の心に響く言葉より…

最近のアメリカでは、医学・医療の分野、つまり西洋医学だけに基づく医療がすでに50%を切ろうとしています。

簡単に言えば、「西洋医学の限界」を、医療従事者が実感している、ということです。

薬には薬効はもちろんありますが、同時に、副作用がついてきます。

そして、アメリカでは年間10万人以上の人が薬害で命を落としている、という統計もあるのです。

投薬によっては医療費が膨らみ、さらに、それによって命を落とす人がいるという現実は、もはや、無視できない状況なのです。

では、一体、西洋医学のほかにどんなアプローチがなされているのか。

それは、東洋医学をはじめ、薬草(ハーブ)、漢方薬、鍼灸、瞑想、音楽、信仰などであり、実際に、これらが医療に及ぼす影響に2006年には1億2000万ドル、当時のレートで約150億円の予算があてられ、日夜研究が重ねられています。

そして、「祈り」もこうした研究の対象となり、ハーバード大学、コロンビア大学などの権威ある大学が競って研究に乗り出しており、その研究例は1200を超え、「精神神経免疫学」という新しい分野も開かれました。

古来より、人間が続けてきた「祈り」が最先端の研究分野になりつつあるのです。

医療や医学の分野でこうした取り組みがなされている最近では、「祈り」に関する研究でもさまざまな実験結果が報告されています。

アメリカの病院で、大変興味深い実験が行われました。

心臓病患者393人に対する実験で、「他人に祈られた患者」は、そうでない患者に比べて人口呼吸器、抗生物質、透析の使用率が少ない、ということが分かったのです。

しかも驚くべきことに、西海岸にあるこの病院に近い場所にいたグループからの祈りはもちろんのこと、遠く離れた東海岸からの祈りでも、同様の効果があったのです。

そして、何よりも興味深いのは、患者さんたち本人は自分が祈られていることは、全く知らなかったということです。

この実験の効果については医学者の間でも賛否両論が、今なおあります。

「どうして祈りの効果があるのか、科学的に解明できないじゃないか」

と異議を唱える方もいることでしょう。

けれど、私はひとりの科学者として、こう思うのです。

「理由は分からない。しかし、実際に効果があるのは、それは、人知の及ばない力による作用なのではないか。何よりも効果があるのだから、理由を解明できなくとも、祈ることの大切さに変わりはないではないか」と。

医療と祈りだけでなく、これからは、科学と祈りの相関関係もさらに求められることは間違いありません。

『奇跡を呼ぶ100万回の祈り』ソフトバンククリエイティブ


丑の刻参り(うしのこくまいり)という、日本の呪術(じゅじゅつ)がある。

丑の刻(午前1時から午前3時頃)、神社のご神木(しんぼく)に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち込む、というおどろおどろしいものだ。

この真逆の行為が、相手の幸せや病気平癒(へいゆ)を念ずる、「祈り」だ。

祈りの「念」は、病気を治す力もあるが、反対に病気にさせてしまうほどの力もある。

口から出た言葉は、自分が一番早く聞き、一番多く聞くという。

何故なら、自分の口の一番近くにあるのは、自分の耳だから。

そして脳は、人称を判別できないので、他人に言っているつもりでも、自分に向けて言っていることと同じになる、という。

祈りも同じだ。

相手の幸せを願うのか、相手の不幸を願うのか。

誰かを呪(のろ)っているつもりでも、実は自分を呪っていることになる。

どんなときも、人の幸せを祈る人でありたい。



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