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2017.2.6

「相槌」で人生が劇的に変わる


立正大学名誉教授、齊藤勇氏の心に響く言葉より…

私は、40年以上、人間関係の心理学、特に人間の「好き」と「嫌い」について研究してきました。

欧米の心理学の成果をベースにしながら、日本独自の人間関係について実証的な研究を重ねてきました。

そして、「対人心理学」という新たな分野も開発してきました。

また、テレビ番組などマスメディアを通して、人間関係を良好にする心理学的視点を啓蒙してきました。

長年研究してきた結果たどりついたのは、「日本には、特有の、人間関係を良好にするもっとも簡単な方法」がある、ということです。

それは、日本人が無意識に行っている「相槌(あいづち)」です。

相槌には、対応する英語がありません。

実は、日本で発展した独特の対話法なのです。

「相槌」という言葉は日本刀を制作するときの鍛冶場での打ち方に由来しています。

鍛冶場では、名匠一人が刀を打つのではなく、相手となる弟子と代わる代わる交互に打っていきます。

つまり相打ちをします。

このとき、刀匠は大槌で打ち、弟子は小槌で打つ。

弟子の小槌は、師匠が大槌を打ちやすいように、刀を整えるのです。

これが相槌です。

師弟関係、つまり、「タテの関係」の中で、相槌によって日本刀はつくられていくのです。

この「相槌」の語源は、上下関係で成り立っている日本社会の人間関係を象徴しています。

言葉の相槌も、このような日本的な関係の中で有効なのです。

よく使われる相槌「さしすせそ」を心理学的に解説していきましょう。

さ:さすが

し:実力ですね/知らなかった

す:すごい

せ:絶対/センスいい

そ:そうですね/それで

この8語です。

そのなかでも、メインは「さすそ」です。

「さすそ」の3つさえ覚えておけば、たいていの場面で、応用でき、相手から間違いなく好意を得られます。

この3語をマスターすれば、人間関係改善の基礎は固まったも同然です。

たった3語で、話し手から行為を持たれ、関係性はぐんと良くなるはずです。

『超・相槌 心理学の権威が教える 人生が劇的に変わるコミュニケーションスキル』文響社


『あらゆる人間関係に役だつ提案を 一つあげてくれと言われたら、私は真っ先に 「いい聞き手になること」と答えるだろう』 (R・カールソン)

聞き上手な人は、相手を気持ちよくさせ、相手の自己重要感を高めることができる。

人の自己重要感を満たすには、相手をほめることであり、よいところを認めることだと言われる。

しかし、人をほめるのはかなり難度が高い。

だが、相槌なら少し練習すれば誰でもできる。

「話し三分に聞き七分。うなずき、あいづち、驚きの表情」(田中真澄)

相槌にプラスして、うなずきや驚きの表情といった行動や動作が伴うと、さらに効果的だ。

人生が劇的に変わるコミュニケーションスキルが「相槌」。

相槌をマスターしたい。


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