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2017.4.10

耆(ろう)に学ぶ


清水克衛氏の心に響く言葉より…

「耆」という漢字を知っていますか?

「キ」や「シ」と読み、「おいる」「老人」といった意味があるようです。

「老」に「旨」と書いて「耆」。

うまいですよね。

老というと最近ではすっかり良くないイメージが付いてしまっていますね。

「老害」とか「老醜」なんていう言葉もありますが、とにかく、弱い、醜い、厄介者といったレッテルを貼られてしまっています。

ところが本来、、老は「知恵者」であるとか「徳の高い人」という意味なんです。

江戸時代には「老中」とか「大老」とか「家老」とか、ものすごく高い地位の人を呼ぶのにこの漢字を使っていました。

経験に裏打ちされたうまい知恵がある。

その知恵で人が進む道を示してくれる。

それが「老」であり、「耆」なんです。

「耆老(きろう)」という言葉がありますが、これなんてまさに「徳の高い老人」という意味です。

この頃は「アンチエイジング」だなんていう言葉もあるそうですが、それじゃあまるで、まったく自分を高めたくないみたいじゃないですか。

日本はこれから超高齢化社会になります。

少子高齢化は大きな社会問題になっています。

だが、待てよ。

逆から考えたら、これってものすごいチャンスですよね。

若い人たちは知恵者である年長者に囲まれるんです。

学ぶ機会がどんどん増えます。

人間は逆立ちしたって、必ず老いるのです。

当たり前のことです。

ところが多くの方はそれを考えたくないのか、忘れちゃっているのか。

そのどちらかに見えてしまいます。

しっかりと、そのことを意識したとき、老害と呼ばれるような生き様は嫌ですよね。

シワよりも今から気にしなくてはいけないのは、目です。

「心眼」と言われるような眼を持つことにこだわらなきゃ生きている意味がありません。

『耆(ろう)に学ぶ』

そう。いまこそ、耆に学ぶときです。

『耆に学ぶ』エイチエス株式会社


タレントの高田純次氏の名言がある。

『歳とってやっちゃいけないことは「説教」と「昔話」と「自慢話」』

本来なら、尊敬されるべきはずの年配者が嫌われるのは、この「説教」と「昔話」と「自慢話」があるから。

だからこそ、この年寄の繰り言ともいうべき「説教」と「昔話」と「自慢話」をしない人が光る。

中国明代の儒学者である呂新吾(ろしんご)が 名著『呻吟語』で語っている言葉がある。

それが、「 深沈厚重(しんちんこうじゅう)」

深沈厚重 とは、どっしりと落ち着いて深みのある人物のこと。

細かいことにこだわらない豪放な人物は第二等であり、

頭が切れて弁の立つ人物は第三等だと言っている。

耆老の人とは、尊敬される老人のことを言うが、それがまさに「深沈厚重」。


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