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2016.6.14

ポジティブ脳の使い方

茂木健一郎氏の心に響く言葉より…

自分自身の現状を他人の立場から、客観的かつ冷静に理解することを「メタ認知」といいます。

「メタ認知」とは、「良い」「悪い」という意味づけをすることではなく、「自分がネガティブな感情を持っているのは、どういうことなんだろう」と客観的に受け止めることを意味します。

すると、逆にそれがきっかけとなって、自分のポジティブな感情や行動にまでたどりつけることが多々あるのです。

たとえば、友だちにものすごく素敵な彼氏ができた場合。

あなたの中に「でもあの男、チャラいところがあるよね」「そのうち絶対フラれるわよ」といった、ネガティブな感情が生まれるかもしれません。

そんなときには、「なぜ自分は今、そういうネガティブな感情を持っているんだろう?」とメタ認知で自分を客観的に理解してみるのです。

すると、「あ、もしかしたら自分も彼氏がほしいんじゃないかな。でも、今は彼氏がいないから、そう考えてしまうのかも」と考えを進めていくことができます。

そして、「じゃあ、彼氏の友だちを紹介してもらっちゃおう」というポジティブなアクションにまでたどり着く…。

こうした「理解」の流れが大切なのです。

そしてそれにより、ただネガティブな感情に惑わされていたときには生まれなかった「新しい現実」が目の前に出現します。

そうして、あなたの人生はポジティブな方向へと変化していくのです。

仕事の場合でもこれはまったく変わりません。

たとえば同僚の誰かが成功したり、仕事が好調だったりするときには、「あんなヤツ、たいしたことない」などとネガティブな感情が生まれるものです。

けれどもここで、なぜ自分がそんな気持ちになるのか理解してみると、「自分も成功したいんだ」「いい仕事をしたいんだ」という本当の気持ちに気づくことでしょう。

こうやって“意識の方向”を変えてみると、ネガティブな感情で脳のエネルギーを無駄に消費することもなくなり、気分がとてもラクになるのです。

けれども、こんなときに「根性論」一点張りで、無理やり前向きに「俺だってスゴいんだよ!自分サイコー!」とネガティブ感情を否定してみても、問題はまったく解決しません。

本当に向き合うべきなのは、“ネガティブな感情の向こうにあるポジティブな感情”です。

どんなときでも「だったら、自分は今どうすればいい?」と考える「ポジティブ脳」を発揮してこそ、事態は好転していくのです。

『もっと結果を出せる人になる! 「ポジティブ脳」のつかい方』Gakken


座禅をするときに「数息観(すうそくかん)」という自分の息を数える修行の方法がある。

一呼吸(吐く息と吸う息)を一つと数え、雑念に惑わされない方法。

その時大事なことは、「二念を継がない」という考え方。

二念を継がないとは、例えば座禅をしているとき、「物音がした」という状態が一念。

二念は、「今の音は何だったんだろう」と次の疑問やら思いを持ってしまうこと。

それが、三念、四念と次から次へとわき起こると、「妄想」となってしまう。

まさに、「あんなヤツ、たいしたことない」というネガティブな感情も同じ。

そのネガティブな感情にとらわれると、次から次へとネガティブのループが続く。

ネガティブな感情の裏には、本当の自分の気持ちが隠されている。

そして、「ネガティブな感情の向こうにあるポジティブな感情」に気づくこと。

「今どうすればいいのか?」という「ポジティブ脳」を発揮したい。



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