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2016.9.28

変化の時代を生きるには

斎藤一人さんの心に響く言葉より…

とにかく、入ってきたお金から1割を貯める。

その貯めたお金を減らさないようにして、働かせることを考える。

定期預金だって、金利はわずかだけど、あなたが稼いだお金を働かせていることになるよね。

普通預金だって、あなたは銀行に対してお金を貸しているのであって、そう思うことで心や発想を豊かに持つことができる。

最初は少額でも、お金って貯まってくると「加速の法則」が働いて、さらに貯まるようになってきます。

先日、ある人がこの話を聞いて「自分だけでも始めよう」と思って、月の3万円のお小遣いのうち、3000円を貯めるようにしたそうです。

するとそれ以来、なぜかいいことが起こり出したの。

これってつまり、体質が変わったんだよね。

その人は「あれば全部使っちゃう体質」から「お金が貯まる体質」に変わりました。

この方法なら、公務員でもお金持ちになれますし、パートの人でもお金持ちになれるの。

逆に、商売やっている人でも社長でも、「お金を貯めよう」と思わない限り貯まらないのが法則なんだよね。

毎月100万円を稼ぐ人でも、毎月100万円を使っていたらお金は残りません。

「たくさんお金を稼いだらお金持ちになれる」と思いがちだけど、そうじゃないんです。

結局、お金持ちになるには“器量”が必要です。

宝くじの高額当選者でお金持ちになった人が少ない、またはほとんどいないのは、器量もないままお金を持つからだよね。

器量もないのにお金を持つと、“一時的なお金持ち”にはなれますが、結局はお金を持ち続けることができなくなります。

たくさん稼ぐ人もお金を持つための器量がないと、お金があっても“お金に困る”結果を招いてしまいます。

では、「その器量って何ですか?」っていうと、「智恵と忍耐」なんだよね。

お金持ちになるためにはお金を稼ぐことも大事だけど、お金を持てるだけの器量を養うことが大切なんだよ。

それはどうやって養うかっていうと、まずはあっても使わない“忍耐力”をつけ、その次にたまったお金を減らさずに増やす“智恵”をつければいいんです。

あらかじめお金のことで「智恵と忍耐」を養っておくと、「試練と困難」が減ってきます。

なぜかというと、結局、私たちは「智恵と忍耐」を学ぶためにこの世に生まれてきているからです。

だから、積極的に学んでいれば、それを無理やり学ぶ必要がなくなるの。

でも、自分から「智恵と忍耐」を学ぶことを怠っていると、「試練と困難」という形で現れて、無理やり学ばせられることになるんだよね。

神は私たちにお金を求める“欲”をつけてくれました。

その欲があるからこそ、私たちは積極的に「智恵と忍耐」を学ぼうとします。

結局、欲も神様がくれた愛なんだよね。

『お金の真理』サンマーク出版


「入るを量(はか)りて出ずるを為す」(礼記)

収入を計算し、それに見合った支出を心掛けるということ。

会社が赤字になり倒産寸前になったとき、まっさきに行う、会社再建の最も基本的な方法だ。

どんなに収入があろうが、それ以上に使ってしまったら赤字になる。

これは、会社だけでなく、個人としてもまったく同じ。

普通我々は、お金を貯めようと思う時は、収入を増やすことを考える。

しかし、会社で考えてみればわかるが、思い立ったその日から、急に売上が上がる方法など無い。

今までも、散々努力してきたのに、思ったその日から売上があがるなどという、うまい話はないからだ。

これは個人も同じ。

だからこそ、まずお金を貯めるクセをつけることが必要なのだ。

お金を貯めるということは、「あっても使わない」という欲との戦い。

忍耐力がなければ貯まらない。

増やすことは「智恵」、貯めることは「忍耐」。

まずは、忍耐力を身につけ、お金が貯まる体質になりたい。



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