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2018.8.28

気づきのアンテナを磨く

佐藤芳直氏の心に響く言葉より…

《敏感なアンテナは“完璧グセ”から》

自己信頼は、自らを疑い、自問自答し続ける日々のなかで蓄積されるものです。

一つひとつのことを完璧にする。

その積み重ねのなかではじめて些細な誤差に気づくアンテナができてくるのです。

それは、とても大変な努力です。

「このくらい、いいじゃないか…」「ちょっと歪(ゆが)んでいるな、でも、まぁいいか…」

この「まぁいいか…」の繰り返しは、やがて些細な誤差や歪みを発見する能力を奪っていきます。

そして、大きなミスにすら気づかない心の鈍感さへとつながっていくのです。

気づきのアンテナの喪失―それは、たとえば計算ミスや、誤字を見過ごしてしまうことと同様に、他者の心の動きに気づくこともなくしてしまうことになるのです。

さまざまな初動も遅くなり、言葉の陰の真意に気づく力も弱くなります。

受容力と感受性の二つが弱体化してしまうのです。

船井先生の受容力と感受性の卓越した姿に、いつっも感嘆していました。

それをちょっとでも身につけたいと思ったものです。

その道筋は、一つひとつ小さいことであっても完璧を追求するということにあると、あとになってようやく気づきました。

これでいいのか?―自分の小さな所作、言葉、もちろん仕事の一つひとつを意識して疑い、完璧を心がける―これが本当に大切なクセづけだと改めて思うのです。

額が曲がっていたり、草花が枯れている、傘立てに使い古しの傘が無雑作に投げ込まれている、そんなオフィスの情景は、その企業のレベルを端的に表すようです。

「大きなことはなかなかできないな。でも、小さなことは完璧にやろう!」

舩井先生に、こう言葉をかけられたことがあります。

小さな誤差に気づく。

そして、対応策を発見し行動する。

そのなかで新たな気づきのアンテナをつくっていく。

清掃、整理整頓を徹底するのも、見える眼を養うためです。

「漫然と見てたらダメだよ」

その言葉の真の意味、深さが、いまようやく理解できます。

「見えているが、観えていない」

若者に、繰り返し言葉をかけている自分がいます。

それは、もちろん私自身への戒めでもあります。

相応の年になって、感受性と受容力が衰退してしまうのは、とてもみっともないことだと思うのです。

人財になるとは、“素敵”になることだと思います。

成長する新入社員に、不可欠な資質があります。

それは、けっして難しいものではありません。

1. 笑顔

2. 元気(挨拶)

3. 思いやり

4. 責任感

この4つの資質が、人財の基本です。

仕事ができなくても、笑顔はつくれます。

誰よりも元気よく振る舞うこともできるでしょう。

笑顔の若者、元気いっぱいの若者を見て、不快になる人はいないはずです。

思いやりとは、相手の立場に立ち、相手の心に寄り添うことです。

そのためには、相手を全面肯定し、言葉をしっかり受け止める器が必要です。

そして責任感とは、まさに“完璧グセ”のことです。

任せられた小さな仕事でも、自らを疑い、小さな誤差を見逃さない姿勢そのものです。

気づいている小さなミスに対して、けっして自分を許さない、その積み重ねが気づきのアンテナにつながっていくでしょう。

そんな素養を身につけた人間は、仕事のうえだけでなく、人として素敵だと思います。

人財になるとは、素敵な人間を目指すこと、そのものです。

完璧グセを身につける―その下敷きとなる、自らを疑う力の大切さを、年とともに大切にしたいと思っています。

『舩井幸雄がこの世に遺してくれた魔法の言葉: ツキと成功を呼び込む言霊の力』徳間書店


リーダーかリーダーでないかの違いは、気づく量の違いにある。

「気づき力」を高めるには、感性を磨かなければならない。

それが、「気づきのアンテナをつくる」こと。

そのためには、小さなことをないがしろにしないこと。

舩井氏はそれを「完璧グセ」をつくること、という。

その多くは、掃除によって磨かれる。

小さなゴミが落ちていることに気づけるか。

額や机が曲がっていることに気づけるか。

トイレが汚れていることに気づけるか。

床が汚れていることに気づけるか。

雑草がはえていることに気づけるか。

木や花が枯れていることに気づけるか。

それらは、掃除の実践を続けなければ観えてこない。

「大事をなさんと欲せば、小さなる事をおこたらず勤(つと)むべし」とは二宮尊徳翁の言葉。

いわゆる、小事の積み重ねが大事となるという、「積小為大(せきしょういだい)」の精神だ。

小さなことを大事にする人、それを完璧にこなす人が大きなことをできる人。

「完璧グセ」を身につけ、気づきのアンテナを磨きたい。



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