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2019.6.19

欠点は個性と見よ

ひすいこたろう氏の心に響く言葉より…

「天然はいつまで天然か?」

うちの息子のような天然さを持ち続ける人と、そうでない人との違いは何か?

それは欠点のように見える、その天然ぶりを自分で受け入れているか、もしくは受け入れてくれる人が、ひとりでもいるかどうかに関わってくる気がします。

普通は、そのままではダメだと矯正されてしまいますから。

僕は赤面症で、かつてはすんごい人見知りでした。

だからこそ書いて伝える作家の道を見出したわけですが、そんな僕でしたから、講演依頼が来たときには最初はすべてお断りしていたんです。

しかし、頼まれごとを断ってばかりいる僕を叱ってくれる方がいて、徐々に挑戦するようになったんです。

そんな頃に依頼をいたただいた名古屋講演。

会場は300名満員。

僕はステージの真ん中に立てないくらいアガッてしまい、ステージ脇のカーテンから半分顔を出すような形で講演をやってしまったのです。

しかも、自分でも何を話しているかわからないくらい頭が真っ白になり、何も伝えられないまま講演は終わり、僕は大後悔して家に戻りました。

そして、がっくり肩を落としてメールを開くとなぜかたくさんの感動メールが届いていました。

「あんなにひすいさんがグテグテになるのを見て、なんだか私もやれる気がしました」と(笑)。

このとき初めて、カッコ悪い自分を認めることができたんです。

これがありのままの僕だって。

そんな僕で講演に呼ばれたわけだから、普段のままの僕で行けばいい。

そう思えたんです。

すると、「あんなに素で話す講師は初めて見た」と、この10年間、多いときは年間100本以上、講演依頼をいただくようになりました。

「欠点」は、受け入れ認めゆるし愛してあげると、自分に欠かせない点になるのです。

北海道は冬、寒いけど夏の北の大地は清々しい。

冬の寒さというマイナスは、夏には清々しいというプラスに化けるのです。

あなただってそう。

あなたの欠点と思われているものの背後に魅力が隠れています。

いいところも悪いところも全部が「個性」なんです。

『できないもん勝ちの法則 その調子でいつまでもおバカでいてくれよ』扶桑社


この本は、ひすいこたろう氏と愛息との、ウイットあふれるとても示唆に富んだやり取りが書かれたもの。

例えば、こんなことが書かれている。

『息子よ。

料理が苦手なかあちゃんが、カツを揚げてくれた日があったよね。

でも、やっぱり失敗しちゃってコゲコゲになっていた。

そのとき、キミは、もりもりカツを食べて、

「逆に、うまい。逆に!」

って言ってたよね。

かあちゃんもそのひと言に感動してたけど、とうちゃんもそんな美しい「逆に」の使い方、初めて聞いたよ。

「逆に選手権」があったら、キミが優勝だ。』

そして、友人の菅野一勢氏のことも書いてある。

『僕の友人の菅野一勢さんにはできないことがいっぱいあります。

まず朝起きれない。

なので会社員にはなれず、自分でインターネットの商売を始めてみようと思いました。

でも当時、彼はパソコンが使えなかった。

それでパソコン作業は奥様に任せることにしました。

今度は、インターネットで販売するものを作るのに文章を書く必要が生まれましたが、当時、彼は長い文章を書けなかった。

そこで、高校時代のアルバムを見て同級生に片っ端から電話し、文章を書ける人を探していきました。

すると、見つかり頼むことに。

でも、まだまだ菅野さんはできないことがいっぱい。

彼は仕事をコツコツ続けていくことができないんです。

そこで、自分の代わりになる社長を探してくることにしました。

さてそんな菅野さん、どうなったでしょう?

いまや20社近い会社のオーナーとなり、会社をそれぞれの社長に任せ、自身は悠々自適にシンガポールで暮らす億万長者になってしまったのです。

できない数だけ誰かとつながり豊かになれる。

これができないもんVictoryの世界です。

ようこそ、できないもん勝ちの世界へ。』

欠点を毛嫌いするのではなく、自分の大事な個性として愛(いと)おしむ。

すると、それが独自の個性として尖(とが)ってくる。

もう一度自分の欠点を見直し、それを個性として大事に育てていきたい。



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