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2019.8.17

たまには強く出た方がいいときもある

斎藤一人さんの心に響く言葉より…

世の中の女性の中には、ちょっと外出するのでも、いちいち旦那の許可を取らなきゃいけない人が結構いるんです。

旦那を立てなきゃいけないっていう、間違った思い込みが捨てられないんだよね。

観念に縛られている。

で、旦那に許可を取ろうとすると「ダメ」って言われるから、自由に出かけれないって。

あのね、なぜそういう現象が起きるのかというと、あなたが「この日、出かけてもいい?」っていう聞き方をするからだよ。

そんなの聞かなくていいの。

「この日、出かけるからね」

それで終わり。

もし旦那の都合が悪ければ、話し合いをすればいいだけのことだよ。

反対ばかりする人って、本当は自分の意見がないの。

明確な理由があるわけじゃなくて、あなたが「出かけていい?」と聞くから、反射的にダメと言ってるだけ。

だとしたら、言いなりになる方がおかしいの。

意見のない人に、意見を聞いちゃいけないの。

どうせロクなこと言わないんだから(笑)。

出かけたいんだったら、「いついつ出かけますよ」って断言すればいい。

そうすると、旦那に意見はないから、たいてい「そうか」って返ってくるよ(笑)。

もしなんか文句を言われても、それが正当な理由じゃなければ、「もう決めたから」って引かなきゃいい。

女性だって、たまには強く出た方がいいんです。

「グー」「チョキ」「パー」でいうところの、いつものと違う手を出す方法だよ。

いつもと違う態度に出たら旦那はびっくりして、反対できないんじゃないかな。

そもそも男って、本当は奥さんに主導権を取って欲しいと思っているものだよ。

母親の愛情が欲しいから、「お母ちゃん、お小遣いちょうだい」とか言って、子どもになりたくてしょうがないの(笑)。

そのために結婚するのに、旦那だからって立てられちゃう(笑)。

そうすると、男は子どもになりたくてもなれないんだ。

旦那を立てるのではなく、奥さんが主導権を握るのが家庭の正しい姿なのです。

奥さんが「今日はこれを食べるよ」「ここへ行くよ」って、全部決めちゃいえばいい。

そうすると、旦那は何だかんだ言いつつも、ついてくるから(笑)。

もちろん、全員がそうだと言っているわけじゃないよ。

だけどずっと一緒に生活していれば、自分の旦那がどういうタイプなのかわかるよね。

働いていない奥さんも、「お金を稼いでいるのは夫だから、自分が主導権を握っちゃいけない」なんて思う必要はないの。

で、男は、どんなに大金使う奥さんだとしても、「こんな嫁じゃたまんない」とか思っちゃダメなの。

「こういう奥さんを持つってことは、俺は永久に金を稼ぎ続けられるんだな。稼ぎのないところに、金づかいの荒い奥さんが来るわけないから」

それくらい思えるようじゃなきゃいけない(笑)。

世の中はすべて、起きる現象をどう受け取るかだよ。

あなたがどう思うかで、その後の現象はまったく変わってくるんです。

『斎藤一人 令和の成功 もっと望めばもっと幸せがやってくる』Gakken


これは、結婚とか夫婦や女性だけの話だけではない。

それを、齋藤一人さんは本書の中でこう語る。

『会社を辞めることを、「逃げ」と思っている人もいます。

根性がないから、嫌なことがあるとすぐ逃げるっていう、悪いイメージを持っているんだよね。

でも、それって間違った解釈だよ。

みんな逃げちゃいけないと思い込んでいるけど、逃げたっていいんだ。

逃げるのだって、立派な選択肢の1つです。

選択肢はたくさんあるに越したことはないんだけど、3つぐらいの「手」があれば、たいてのことに対処できる。

例えば、「優しく接する」「逆ギレする」「逃げる」とかね。

普段は「優しい態度」でニコニコしている。

だけど、こっちが優しくしているからってなめた態度を取ってくるやつには「逆ギレ」して反撃(笑)。

で、言ってもダメならとっとと「逃げる」とかね。

いつも負けちゃう人って、同じ手ばかりだしているんだよ。

完全に、相手に見抜かれている。

だけどワンパターンをやめて、しかも後出しじゃんけんをすれば、絶対に勝てるんだ。

例えば、家庭でずっとパートナーに我慢してきた人がいるとするよね。

そういう人が突然居直って逆ギレをしたら、相手はめちゃくちゃ驚くと思うよ(笑)。

優しいことも大事だけど、人間、キレるっていう技も必要なんだ。』

このことを、齋藤一人さんは「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」という。

なめられる人は、やさしい人が多い。

自分の言いたいこともいわなかったり、自分の気持を出さずにじっと我慢して、波風立てないことがやさしさだと思っている。

そして、いったんなめられると、その従属関係はずっと続いてしまう。

子どもの「いじめ」でいうなら、使い走りをされたり、子分のようなことをずっとしなくてはいけなくなる。

「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」

いつもキレていたら問題だが…

たまには強く出た方がいいときもある。



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